先輩看護師・介護福祉士インタビュー

高橋 直美

高橋 直美

摂食・嚥下障害看護の認定看護師資格を取得。
「口から食べる」ことが「生きる」ことに繋がることを実感!

清風会を選んだ理由は?

脳神経外科における急性期看護に興味があり、清風会で働きたい!と思いました。
また、入職する年に廿日市記念病院が新設される予定であったため、多岐に渡る看護を学ぶことができると思い清風会への入職を希望しました。

入職してよかったことは?(やりがいは?)

自分が想像していたことを遙かに超える経験をさせて頂き、入職18年目の現在も尚、勉強になる毎日でやりがいは尽きません。
私はこの18年で、急性期病棟、回復期リハビリテーション病棟、医療療養病棟、救急外来とさまざまなステージを経験することができました。また、当院は病棟と兼務で手術看護も経験することができ、私も入職2年目から現在に至るまで様々な手術介助を行ってきました。病棟で術前・術後の看護を経験しながら術中看護に臨めることはとても贅沢な環境にあると思います。
一貫した継続看護のあり方を学ぶことができ、清潔操作にも自信が持てるようになりました。

また、脳血管疾患に伴う嚥下障害を患う患者さんも多く、そうした患者さんに関わるなかで「口から食べる」ことが「生きる」ことに繋がることを実感しました。
そうした中で、食支援を行う看護師がそのエキスパートでなくてはならない、口から食べられる可能性を見つけ、その可能性を最大限に引き上げ、安心してまた食事を楽しんでもらいたい!という思いを強く持つようになり2013年に摂食・嚥下障害看護の認定看護師資格を取得することができました。

当法人は、認定看護師取得における奨学金制度が整えられており、病院のサポートを受けながら安心して教育課程で学ぶことができました。資格取得後は、嚥下障害により口から食べられなくなった患者さんへ嚥下評価や機能訓練、食形態の調整、食事介助などを行い、再び口から食べられる喜びを一緒に感じる経験を幾度となくすることができました。
患者さん、ご家族と食べる喜びを共感できた瞬間は、それを思い出しただけでもまた涙が出てくるほど嬉しい瞬間で、とてもとてもやりがいを感じています。

どんな看護を目指したい?

現在、管理職としてのスキルアップを目指し、日々奮闘、勉強しています。
とても欲張りな目標ではありますが、今後も認定看護師としての活動に励みつつ、患者さんや家族はもちろん、スタッフも元気に笑顔で働ける環境がつくれるよう看護管理のスペシャリストを目指したいと思います。

患者さんや家族に求められる充実した質の高い看護を提供することはもちろん、その人らしく元気に生き続けられる「健康寿命」を延ばすことができるよう予防医療、看護にも力を入れ、生活環境の調整も含めた包括的な看護の充実を目指していきたいです。

病棟の雰囲気は?

人間関係がとにかく良いです!
相手のことを思いやる気持ちが職種をこえて備わっており、こうした信頼関係が各病棟での特性を活かしたチーム医療の充実に繋がっていると感じます。

竹岡 美希

竹岡 美希

院内保育を利用しながらフルタイムで夜勤業務も。
スタッフの人材育成に力を入れたい!

清風会を選んだ理由は?

私は広島市医師会看護専門学校へ通いながら、自宅から近い病院をということで五日市記念病院へ就職しました。
そして働きながら学校へ通い、准看護師そして更に進学し、看護師免許を取得しました。

入職してよかったことは?(やりがいは?)

看護師免許取得後、結婚・妊娠・出産と続き、産休育休が明けて復帰し、院内保育を利用させてもらいながらフルタイムで勤務を続けています。
子供がいても夜勤は続けたいという思いもあり、24時間保育室完備のある病院のため、夜勤の出勤前から子供を預け、しっかりと休息をとり、24時間プロの保育士さんに子供をみてもらいながら、安心して夜勤業務に取り組んでいます。
家庭と仕事を両立しながら賑やかですが充実した毎日を送ることが出来ています。

どんな看護を目指したい?

知識・技術はもちろん、あたたかく・心のこもった援助が患者さんへ提供出来るようなスタッフの人材育成に力を入れ、私自身も管理職としてスキルアップしていきたいと思います。

病棟の雰囲気は?

現在療養病棟で主任をしていますが、とても明るく素敵なスタッフと共に楽しく仕事に従事しています。 

松下 千華

松下 千華

急性期病棟で勤務。急性期病棟→回復期病棟でリハビリを経て元気な姿を見せてくれた患者さんに、喜びとやりがいを感じる。

清風会を選んだ理由は?

元々脳神経外科に興味があり、法人の中で急性期~慢性期、終末期まで様々なステージで、幅広い視点から看護を学べることに魅力を感じました。
また、摂食・嚥下にも興味があり、当法人は摂食・嚥下の認定看護師もいるため同じ環境で働きたいと思い、清風会への入職を決めました。

入職してよかったことは?(やりがいは?)

患者さんが治療やリハビリを経て無事に退院していく姿を見るときにはとてもやりがいを感じます。
私は急性期病棟で勤務しているため、急性期の治療中や手術前後の患者さんと関わることが多いのですが、入院時には麻痺や意識障害などで自分では動くことが難しかった患者さんが、回復期でのリハビリを経て元気な姿を見せにきてくれるときにはとても喜びを感じます。
また、入職時の研修で他職種と過ごす時間が多いため、看護だけでは無く幅広い職種の同期と関わりが持て、相談しやすい環境であることも、入職して良かったことの一つです。 

どんな看護を目指したい?

患者さんに寄り添える看護を目指したいです。
技術面や知識面だけではなく、患者さんの苦痛や不安を少しでも取り除けるような関わりや看護を行い、少しでも患者さんが安心して治療や手術に臨めるような看護を行っていきたいです。
また、患者さんの個別性に応じたケアや看護を考え、急性期だけではなく、退院後や治療後の生活も視野に入れた看護を提供していきたいと思います。

病棟の雰囲気は?

急性期病棟なので手術や入院、検査など忙しい病棟ではありますが、その分様々な技術やケアを学び、経験することが出来る病棟です。先輩方も処置やケアがあると積極的に声をかけて下さるので、様々な経験を積むことが出来ます。
また、わからないことや不安なことがあれば先輩方や同期が相談に乗ってくれたり、フォローしてもらったり、時には厳しく指導してくれたりと、良い環境の病棟です。

木坂 優里

木坂 優里

患者さんのニーズを把握し、根拠ある知識と技術を駆使しながら適切で個別性のある看護を提供したい。

清風会を選んだ理由は?

法人内で急性期・回復期・慢性期・終末期と、幅広い分野で働く事が出来て、分野ごとにアプローチの仕方など学べる事がたくさんあり、自分を成長させる為には、良い環境だと思いました。
また、摂食・嚥下障害看護の認定看護師に関心があり、実際に資格を持っている看護師のもとで働いてみたいと思い、入職を決意しました。

入職してよかったことは?(やりがいは?)

回復期リハビリ病棟は、集中的な治療を終えて、自宅や施設などそれぞれの目標に向けて取り組む病棟です。中には家族指導が必要な患者さんもいて、家族指導を終えて無事に自宅退院された患者さんを見送る時の達成感はとても大きいです。
また、出来なかった事が日に日に出来るようになる過程も見る事ができ、患者さんと共に喜びを分かち合えた時、その一助になれたと思うと一緒に頑張ってきて良かったと思います。

どんな看護を目指したい?

患者さんを1番近くで見ている立場から、患者さんが求めるニーズに応えられる力が必要だと考えています。
ニーズを把握し、必要な看護や今提供出来る看護は何か、根拠ある知識と技術を駆使しながら、ニーズの実現に向けて試行錯誤し、患者さんに適切な看護、個別性のある看護を提供出来るよう、これからも考え、実行していきたいです。 

病棟の雰囲気は?

回復期リハビリ病棟は上下関係を保ちつつ、とてもアットホームな環境で、且つとても親切で熱心なスタッフが多いです。
みんなで声を掛け合い、協調性を大事にしながら仕事に取り組んでいます。
先輩方は自分が考えている事を尊重しつつも、先輩としてどういう考えを持っているのか、どういう考え方があるのかを知るきっかけを作ってくれています。優しさと厳しさのメリハリがあり、とても良い環境です。

佐々木 真緒

佐々木 真緒

看護だけでなく職種をこえた同期とも深い関わりを持て、何でも悩みを相談できて心強い。

清風会を選んだ理由は?

もともと急性期に興味があり、急性期のある病院で勤めたいと思っていました。沢山の病院がある中で、当法人は急性期から緩和まで一貫して患者さんを見ることができるため、興味のある分野だけでなく幅広い知識と視野を身につける事が可能だと感じました。
また、病棟の雰囲気が良く、新人教育も熱心だと聞き、私のレベルにあった指導を受けることが出来ると思い選択しました。

入職してよかったことは?(やりがいは?)

同期とは看護だけでなく職種を越えた深い関わりを持つことができるため、病棟・病院問わず悩みを相談しやすく切磋琢磨できる環境があり心強いです。
やりがいを感じる瞬間は沢山ありますが、患者さんの出来なかったことが治療やリハビリを経て出来るようになっていることを発見できた際にはとても嬉しくなります。

どんな看護を目指したい?

患者さんや御家族のことを優先的に考えることができ、業務に追われていても笑顔を絶やさない、自分に余裕のある看護師を目指したいです。
また、個別性に富んだ看護の提供をするため、正確で根拠に基づく知識を身につけ、この人になら任せても安心と頼りにして頂けるようになりたいです。

病棟の雰囲気は?

先輩方は年齢問わず優しく話しやすいため、不明な点があった際も気兼ねすることなく聞くことが出来ます。
また、メリハリをつけて指導してくださるため、1つのミスをずっと引きずることなく気持ちを切り替えて新たな業務に取り組むことが出来るところがこの病棟の良い点だと感じています。

上田 記世美

上田 記世美

緩和ケア病棟での看護を学びたい!地域に貢献したい!

清風会を選んだ理由は?

私は他院で4年間勤務し、様々な患者さんやご家族と出会う中で緩和ケアについて興味を持ち、清風会への入職を希望しました。
広島県には、他にも緩和ケア病棟を併設している病院はありますが、その中で当院を希望した理由は2つあります。
1つ目は混合の病棟ではなく、緩和ケア病棟のみであったことです。
2つ目は、地域の方々に貢献したいという思いです。

入職してよかったことは?(やりがいは?)

緩和ケア病棟では、患者さんの誕生日をご家族と一緒にお祝いしたり、年間行事として端午の節句や花火大会等のイベントを計画しています。
その中で、患者さんやご家族の喜ばれる姿や日頃とは違う表情を見たり、温かい言葉を聞くと、とても嬉しくやりがいを感じます。

どんな看護を目指したい?

患者さんの日常的な生活は、入院することにより、できることが限られてきます。
しかし、今までの生活を大切にしながら、患者さん本人の希望に少しでも添えるよう、援助したいと思います。
多職種と連携して他方面から調整し、その人らしい生活ができるように看護を提供していきたいと思います。

病棟の雰囲気は?

私は、緩和ケア病棟での経験がないことに加え、初めての転職でもあり悩み戸惑うことが多々あります。
中でも患者さんやご家族との関わり方で悩むことが多く、先輩に相談し助言をいただいています。
そうして、情報共有を図ることで、患者さんへのケアはスタッフ全員で係わっていると日々実感することができています。 

築道 光太

築道 光太

患者さんの病気やケアについての知識を深めたい!
多職種でのチームワークを大切にしたい!

清風会を選んだ理由は?

当時通っていた専門学校に清風会の求人募集の張り紙があり、それを見て施設やデイサービスではなく病院で働くという選択肢もあるなと思い選びました。

入職してよかったことは?(やりがいは?)

病院では、専門的な医療の知識を学びながら患者さんのケアを行なうので勉強になります。
また、清風会は、職種に上下はないという方針があります。回復期病棟は、特に、医師・看護師・介護福祉士・薬剤師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・管理栄養士・相談員など、患者さんを中心として多職種が関わっており、お互いに率直な意見交換ができます。
職場全体が、チームワークを大切にしている所がよいと思います。

どんな介護を目指したい?

患者さんが安心して生活できる環境を提供したいと思います。
また、ほっと一息つけるような心地良い雰囲気も大切にして介護をしたいと思います。

病棟の雰囲気は?

看護師と介護福祉士がお互いに協力し、率直に患者さんのケアに関する意見が言える環境だと思います。
わりとほのぼのした雰囲気です。