清風会について
法人の理念
私たちは『医療は仁術』であり、
『病院はサービス業』であることを忘れず、
『社会に望まれる医療』の実現を目指して、
より良質で、温かく心の通った医療を提供します。
1.私たちは、患者さまを守ります。
2.私たちは、思いやりを大切にします。
3.私たちは、誠実な医療を目指します。
4.患者さまには人格の尊重を、病気には厳しい目をもって
より良い医療を目指します。
今なぜ「清風会」?
自分の人生を納得できる人生にするため、いつまでも 清々しい風を感じ続けられる人や組織でありたい。
次の世代へ波紋として夢を拡げるため、いつまでも 清々しい風を送り続 けられる人や組織でありたい。
病院とは?
病院は患者さんに医療を通してサービスする所であり、医療とは人間らしく生きるための障害となる心身の病を持つ人々に対して専門の知識や技術をもって、本人の回復力を高めるように手助けをすることです。
よって、医療に携わる人は「病を治す」という思い上がりでなく、患者さんやご家族の「支援者」になる気持ちを持たねばなりません。
その支援者が集まり、秩序を保ちつつより有効な支援が出来る組織が病院です。
病院はサービス業
病院を利用(受診)する方々(患者さん)は病気の不安や苦しみを持っており、これらを癒すためにはより良い医療を提供(サービス)すると同時に、思いやりのある接遇(言葉使いや態度)が必要です。
チーム医療の実践
職種による上下は無い。しかし職務による上下はある。
我々が目指すのは、チームによる「社会に望まれる医療」を行っていくことです。
医師といえども上司ではありません。業務を全うするからには、職種による上下はありません。しかし、同時に組織における職務上の上下はあり、上司の指示に従って業務を全うすることも忘れてはいけません。
「1.5人の思いやり」
1人は自分自身に、残りの0.5人は相手(他の立場の人)の立場になって思いやる心を持ち、お互いが助け合うことによって協力関係が生まれ、楽しい職場になると考えます。ひいては「職員が大切にされる(お互いが大切にしあえる) 病院」になると信じます。
職員本位の病院
患者さん本位は当然ですが、逆の視点から見れば「職員本位の病院」にこそ本当の「患者さん本意の病院」が存在するように考えます。なぜならば、職員が大切にされる病院であれば、医療従事者としての本分を全う出来、ひいては患者さん本意の医療になるからです。
自分のために働く
自分の人生は自分のものであり、他人のために在るのではありません。第三者から見て他人のために生きているように見えても、結局は自分の人生を充たす為ではないでしょうか?
自らの道と選んだ医療従事者としての本分を全うすることは、結果として患者さん本位の医療となります。
自分の人生を輝かせるために働いてください。
自主性の尊重
医療に従事するスタッフである自覚の下に、最大限の自主性を尊重します。
病院の組織や運営状況を理解した上で、各部長を中心とする部会や各種委員会での活発な討議と提案を望みます。ここで出された提案は、病院運営会議や理事会に諮り、出来る事から実行していきたいと考えています。
経営理念の実現のために
あらゆる事業には、経営を通じて表現しようとする「経営理念」があります。
目標である「経営理念」の達成のために、理念を具体化した「経営方針」があります。
「経営理念」と「経営方針」を周知徹底し、公益性に基づいた医療を提供しなければなりません。
医経分離
経営理念の実現のために、医経分離を行っていきます。
医療を行うのは院長を中心とする病院であり、経営を行っていくのは管理本部であることは言うまでもありません。したがって管理本部は「法人の黒子」でありながら、「法人の要」でなければなりません。
今後も続く厳しい医療情勢の中で「社会に望まれる医療」を推し進めるためには、管理本部のみならず病院にも企業感覚を持った優秀な人材が望まれます。