募集職種
診療放射線技師(募集中)
診断・治療にバリュアブルな画像の提供を目指します。
業務内容
CT、MRI、一般撮影、X線透視、血管撮影などの種々の検査を担当しています。
通常診療時間外も24時間体制で診療放射線技師が待機しており、呼び出しに応じて各種検査を行っています。
当科の理念
より良い画像診断材料の提供
- 根拠に基づいた安全な検査を行うため、知識・技能の向上に努めます。
- 高性能・高機能の画像診断機器を有効に活用し、医療レベルの向上に努めます。
スタッフ構成
診療放射線技師 10名
事務員 1名
導入機器
CT
一番の特長は、広範囲の撮影を可能にした320列面検出器を搭載することで、 従来のマルチスライスCT装置に比べ、検査時間が飛躍的に速く、しかも身体の内部をより細かく検査することができます。 身体の内部を1回転で16cm撮影することができ、その間隔は0.5mm間隔です。
さらに16cmを撮影するのにかかる時間は最速でわずか0.35秒で、頭部や心臓をはじめ、全身の各臓器でもあっという間に検査が終了します。
今までは細かく撮影するためには時間が掛かり、結果的に放射線被曝も多くなっていました。しかし、このCT装置であれば、従来検査では複数回撮影していた検査でも1回転で終了することが可能になり、撮影時間を短縮できるため、放射線被曝も従来と比べ少なく検査を受けられます。また同様に、造影剤の使用量も減らすことができます。
小児や高齢者をはじめ、すべての患者様にとって負担の少ない、大変有用な検査を実現します。
MRI
高磁場超伝導装置としては検査中の音が約1/10に削減されており、音が小さいことが特徴です。MRIの最大の特徴としてX線を使用しないため、低侵襲かつ安全に画像情報を得ることができます。
また造影剤などの薬を使用せずに血管を撮影することができます。このため患者様は快適、また安全に検査を受けることができます。
検査は検査部位にもよりますが、20~30分程度で終わります。
一般撮影
胸部、腹部、首や腰などの全身の骨など、レントゲン撮影を行います。
被曝線量が少なく、短時間で撮影できます。
X線透視
バリウムを飲んで胃の状態をみる胃透視検査や、口から食べる機能の状態をみる嚥下造影検査などを行っています。
血管撮影
一般的によくみるレントゲン写真とは違い、造影剤を使用し画像処理を加え、血管のみの画像を撮影することができます。 これにより頭部・胸部・腹部・四肢など、全身の血管の走行を明瞭に観察することができます。
脳動脈瘤に対するコイル塞栓術や、狭くなった血管を拡張する血管拡張術・ステント留置術、また急性期脳梗塞に対する血栓回収術などの、血管内治療も行っています。
装置一覧
五日市記念病院
一般撮影・X線透視装置 | 島津製作所 | FLEXAVISION FD |
CT | Canon | 320列 ADCT Aquilion ONE |
MRI | Canon | EXCELART Vantage Atlas-X 1.5T |
血管撮影 | 島津 | Trinias B12 |
PACS | ケアストリームヘルス | Carestream Vue PACS |
ワークステーション | AZE | AZE Virtual Place 雷神 |
ziosoft | Ziostation2 |
廿日市記念病院
一般撮影・X線透視装置 | 島津製作所 | FLEXAVISION SF |
CT | シーメンス | SOMATOM Emotion16-Slice |
MRI | Canon | EXCELART Vantage AGV 1.5T |
PACS | ケアストリームヘルス | Carestream Vue PACS |
ワークステーション | ziosoft | Ziostation2 |
Q&A
- 入職後の教育体制はどうなっていますか?
- 基本的には教育担当者を決め、一般撮影、CT、MRI、血管造影の順で業務を覚えていきます。
- 各モダリティの担当の配置はどうなっていますか?
- 技師当直・拘束業務があるため、全てのモダリティの検査ができないといけません。そのため毎日ローテーションで各モダリティを担当し、一つのモダリティに偏ることのないようにしています。
- 五日市記念病院、廿日市記念病院間の異動はありますか?
- 廿日市記念病院へは3日~1週間交替のローテーションで勤務をしています。検査数は少ないですが一人で全ての検査を行うため、五日市記念病院での勤務3年を目途にローテーションに加わります。
- 職場の雰囲気はどうですか?
- 20代・30代の技師が多く年齢も近いためみんな仲良く、職員互助会主催の野球観戦やボーリング大会にみんなで参加したりしています。
- 休暇は取れますか?
- 年に1,2回、希望に沿って5連休程度の休みを取れるようにしています。
- 勉強会への参加や研究などはされていますか?
- 装置メーカーや製薬会社主催の勉強会には積極的に参加しています。また年に1回は学会等で発表ができるように日々研鑽を積んでいます。