病院紹介
心臓リハビリテーションセンター
心臓リハビリテーションセンターについて
当院では、2024年に心臓リハビリテーションセンターを開設しました。
心臓リハビリテーションは、手術やカテーテル治療、薬による治療と同じくらい大切な、心臓病治療の基本となる治療法です。
特に近年増えている「心不全」は、退院後に再び悪化して入院が必要になることも少なくありません。当院では、再発や再入院を防ぐことに力を入れて、心臓リハビリテーションに取り組んでいます。
Q1.心臓リハビリテーションとはどのようなものなのか教えてください。
A :「心臓病の患者さんが、普段の生活で安全に運動をして体力を回復し自信を取り戻し、家庭生活や社会生活が送れるようにするとともに、病気の再発や再入院を防止することをめざしておこなうプログラム」を心臓リハビリテーションと呼びます。心臓病の予防や再発防止には、適切な運動療法の導入に加え、高血圧や糖尿病などの危険因子の是正や患者さんの社会的・生活的要因へも介入が必須であり、「包括的心リハビリテーション」が重要とされています。

A : 入院患者さんの「包括的心臓リハビリテーション」は医師、看護師、理学療法士、管理栄養士、薬剤師など各々の専門的立場から意見を出し合いながら治療を進めています。

Q2.どんな時期に行なうのでしょうか?
A : 大きく発症(手術)当日から離床までの「急性期」, 離床後の「回復期」,社会復帰以後生涯を通じて行われる「維持期」に分類されます。
「急性期」は心臓病で入院した直後の離床に始まり、状態に応じて活動レベルを少しずつ進めます。当院の病棟には歩行距離を示すピクトグラムを設置し、達成度を確認しながらリハビリを進めていいます。「回復期」は発症後数週間から半年くらいで行う家庭生活や社会復帰を目指します。「維持期」は生涯にわたる健康維持を目指します。当院でも、主に外来で定期的な指導により運動指導や生活指導を行っています。

Q3.心肺運動負荷試験(CPX/CPET)とは何ですか?
A : 心臓病の患者さんの運動能力を評価し、安全かつ効果的な運動療法を行うための検査です。エルゴメーターを漕いで運動中の心電図・血圧・呼気ガス(酸素・二酸化炭素)を測定し、運動中に体がどれだけ効率よく酸素を使えるか(運動耐容能)を客観的に評価します。
A : 例えば有酸素運動の限界点(嫌気性代謝閾値:AT)を求め、この値を参考にした安全な運動療法を指導します。



